御茶ノ水妄想研究所
2009/08/16 ●天狗はヒーロー

先日高尾山に行ってきました。
東京に来て20数年になりますがなんと初めてです。
電車を乗り継ぎ、リフトに乗って楽~に山頂を目指しました。

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途中までは舗装されており山歩きというよりはほとんど森林浴状態。
ベビーカーを押している方も多数見受けられます。
高尾山は標高599m、年間の登山者数は280万人以上、世界一の登山者数らしいです。

リフトを降りてゆっくり歩いて小一時間。平らな山頂に到達しました。生憎曇っていて眺めはイマイチ。

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どこがどこやらわかりませんでした。
ただ、こんな簡単な登山なのに汗が吹き出し階段が辛いこと・・運動不足を実感しました。

途中 一応 高尾山薬王院にお参り。

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高尾山のシンボル天狗の像がありました。

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右は鼻が長い天狗、左が口がとがっている天狗。
長いのが大天狗。口がとがっているのが子天狗(別名烏天狗)というそうです。
へー知らんかった!

Wikiによると天狗はもともとインド仏教発祥。

インド=流星/彗星(サンスクリット語で火の玉)
中国=天狗と翻訳
日本=密教(空海等)とともに渡来し山岳信仰と結びつき山の神=天狗となる。

したがって山伏の姿が一般的だそう。

鼻が高いのは(以下引用)

天狗は、慢心の権化とされ、鼻が高いのはその象徴である。これから転じて「天狗にな
る」と言えば自慢が高じている様を表す。彼等は総じて教えたがり魔である。
中世には、仏教の六道のほかに天狗道があり、仏道を学んでいるため地獄に堕ちず、邪法を扱うため極楽にも行けない無間(むげん)地獄と想定、解釈された。

ほうほう・・・勉強になります。

伝説で描かれたイメージは
空を飛べ、怪力、竜巻を起す等の超能力、隠れ蓑で透明化可能。
でも教えたがりのおせっかい者。大天狗、烏天狗、女天狗など様々な種族が存在する等
日本人にとってのスーパーマン的存在だったんでしょう。

仮面ライダーのようなものですかね。
1号2号V3ライダーマンX アマゾン ストロンガー  スーパー1 ZX BLACK R 真仮面ライダー ZO J クウガ アギト ・・・ふう

でも、わしはクウガが一番ええな・・
「夢を追う男 五代雄介」ていうか「沢渡桜子」さん・・

関係ないか・・

クウガの敵はクロンギ族、天狗の敵は金目教

豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、琵琶湖の南に「金目教」という怪しい宗教が流行っていた。
それを信じない者は、恐ろしい祟りに見舞われるという。

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その正体は何か?

藤吉郎は金目教の秘密を探るため武蔵の国から天狗の忍者を呼んだ。

その名は…

今日はこのへんにしといたろ!!


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